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2022.06.30
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車検って何するの? その3
第3弾はエンジンルームです。複雑な構造で車の心臓となる部分です。
車検の時には必ず点検します。
主な点検項目はこちら↓↓↓
オイル漏れ・水漏れ
わずか一か所、小さな部分でもオイルや水が漏れている状態だと絶対に車検に通りません。
エンジンオイルやブレーキオイル、冷却水の液量、汚れ具合、漏れがないかを細かく確認します。
ゴム製品の劣化やゆるみ
エンジンの動力で発電したりエアコンを回したりするために、エンジンルーム内には様々な
ゴム製のベルトが使われています。また、冷却水の通路には専用のゴムホースが使用されています。
長期間使用したゴム製品は、劣化などによるひび割れやゆるみが生じる場合があるのでしっかりとチェックします。

バッテリー
バッテリーが劣化してくると、始動不良やエンスト等の不調につながります。
バッテリーの液量の確認や診断機による状態確認をします。
他にもいろいろ点検しますが、ざっくりとこんな感じです。
車検でお預かりするときに「あまり乗っていないから何もしなくて大丈夫」というお客様が時々いらっしゃいます。
使用頻度や走行距離に関係なく時間がたてばオイルは酸化し、ゴム製品は劣化が進みます。
今の車は故障しにくいと言われますが、それでもエンジンルーム内にはあらかじめ
交換することが前提となっている消耗品が多く、車検の際にはこういった消耗品のチェックや交換は欠かせません。
整備士は車検の際にすみずみまで点検をして車をベストコンディションに整えます。
ですが、車検に合格したからといって、次の車検まで何もしなくていいというわけではありません。
ベストコンディションを次の車検まで継続するためにも、こまめな点検整備が大切です。
愛車長持ちの秘訣は1度の車検よりも日々のメンテナンスにあり!ですね!!