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2022.07.15
車検って何するの? その4
車検第4弾は電気系統&外装についてです!
まず電気系統の点検は
ウインカー、テール、ヘッドライト等の各種ランプは点灯するか
ホーンは鳴るか
ワイパーの動きは正常か、ゴムは劣化していないか
ウォッシャー液は出るか などを確認します。
ナンバー灯1か所でも点灯しないと車検は受かりません。整備士2人かかりですべてチェックします。


つぎに警告灯
もちろん点灯していると車検は受かりません。
警告灯は異常をドライバーにいち早く知らせるための重要な機能です。
たくさんの種類があってその全部を覚えるのは大変です!
そこで色の違いで緊急性があるかどうかが判るようになっています。
「赤色=危険」「黄色=注意」「緑色=安全」
という具合です。信号機と同じですね。
これだけでも覚えておけば、もしもの時に慌てなくてすみます!
「赤」は重大な事故や故障につながる危険があるので走行してはいけません。
もし点灯に気がついたらすぐ車を安全な場所に停めて整備工場等に連絡して、
必要であればロードサービスで車を搬送するようにしてください。
「黄」は赤ほどの緊急性はないものの早めの点検・修理が必要というものです。
点灯に気がついたらなるべく早く整備工場等に連絡してください。

「緑」は警告とは違い安全な状態を意味します。緑色以外に青色と白があります。
見慣れないマークが表示されたら、車検を待たずに早めに整備工場に相談しましょう。
日頃からメーターまわりの表示に意識を向けておくことが大切です。
最後に外装
外装で車検に引っ掛かりやすいのは、飛び石等によるフロントガラスのひび割れです。
小さなキズなら1~2万円程度で約1日お預かりすれば修理が可能です。
以前、「車検も近いし一緒に直すつもりで放置していたら、キズが大きくなった!」と
相談にいらしたお客様がいました。
最初は小さいキズも放置していると走行中の振動などでひび割れが広がり、
最悪、ガラスをまるごと交換をしなくてはならない場合もあり、費用もかなりかかります。
安全の為にもガラスの破損がある場合は早めに整備工場で見てもらいましょう。

電気系統や外装の異常はドライバーさん自身が気づきやすい箇所でもあります。
「あれ?」と感じたらどんなささいなことでもお気軽にご相談ください。